ベッドのマットレスは古くなると寝心地が悪くなるのか

ここ数年睡眠に悩まされてきた。眠りが浅いのである。

寝つきが悪く、寝ても3時間起きに目が覚める。仰向けに寝ると腰が、横向きに寝ると肩が痛くなる。日中の体調も優れない。睡眠は大事である。

寝心地が悪いのは何故か。体の筋肉が衰えてクッションの役割を果たせていないのか。それもある。運動不足の影響は確実にある。あとはマットレス1が硬いのではと思った。古いマットレスは硬く感じるそうだ。

このマットレス1は何年くらい使っているのだろう。遡る。小さい頃、私は布団で寝ていた。ベッドになったのは、家族全員で2階に寝るようになってからだ。それはいつだろう。ベッドでいっぱいになった2階は他にスペースがなかった。勉強のために2階に机を置くようになったのは、私が高校生の頃だ。つまり、少なくとも私が中学生の頃にはベッドがあった。仮に私が中学2年のときにベッドがあったとすると、ちょうど20年前だ。つまり、

このマットレス1は約20年前に購入し、15年ほど使用している。

厳密には20年1か月21日前に購入し、14年11か月27日の間使用している。
中学2年から大学で一人暮らしを始めるまで
2000年4月1日(仮)から2005年4月30日(仮)までの5年1か月と、
大学卒業から実家を出るまで
2009年3月15日(仮)から2014年11月5日(仮)までの5年7か月22日(計12年8か月6日)、
実家に戻ってから現在まで
2018年1月31日から2020年5月21日までの2年3か月21日(計14年11か月27日)

だから硬くて寝心地が悪いのか。

そういえば、マットレスは他に2つある。

大学で一人暮らしをしていたときに使っていたマットレス2(現在妻が使用中)と、妻が就職してから使っているマットレス3(現在子が使用中)だ。

マットレス2は約15年前に購入し、7年ほど使用している。
厳密には15年21日前に購入し、7年5か月12日の間使用している。
大学で一人暮らしを始めてから大学卒業まで
2005年5月1日(仮)から2009年3月14日(仮)までの3年10か月14日と
実家を出てから実家に戻るまで
2014年11月6日(仮)から2018年1月30日までの3年2か月25日(計6年12か月39日)、
子がマットレス3を使い始めてから現在まで
2020年1月19日(仮)から2020年5月21日までの4か月3日(計6年16か月42日)

マットレス3は約6年半前に購入し、同期間使用している。
厳密には購入日からの期間、使用している期間ともに
2013年12月8日(仮)から2020年5月21日までの6年5か月14日

一番新しいマットレス3で寝てみたらよく眠れた。やはり古いとクッション性がなくなり硬くなるのか。
マットレス1
長く使っているとウレタンフォーム等の詰物がつぶれ、硬すぎる寝心地になるのか。
そうであるなら、マットレスは消耗品、定期的に買い替える必要が出てくる。
ただ、スプリングはまだ元気。丸ごと買い替えるのはもったいない。
詰物だけ替えるようなかたちにできたらなぁ。

マットレス3で寝ていると、あることに気がついた。マットレス1のときは上に乗ると「バイーン」とマットレス全体でスプリングの音がするが、それがないのだ。ネットで調べると、どうやらマットレス1はボンネルコイルマットレス、マットレス3はポケットコイルマットレスだと思われる。同じマットレスのように見えて中身が違っていた。
マットレス1(再掲)
バイーンする
バネ個数が少ない
ツヅミ型コイルスプリングを連結して組合せたもの
ボンネルコイルマットレスか

マットレス3
バイーンしない
コイルスプリングの数が多い
ポケットコイルマットレスか
ポケットコイルマットレスには並行配列と交互配列があるそう
並行配列は柔らかな寝心地、交互配列は硬めな寝心地
マットレス3は、if HOME COLLECTION、線径2.2mm、製造国が中国
この条件の現行製品は並行配列
マットレス3も並行配列か

マットレスの上にクッション性のあるものを置けば良いのではないかと思いネットを見ると、トッパーマットレス(オーバーレイマットレス)というものがあるようだ。これならマットレス1も有効活用できると思ったが、寝て起きたらトッパーマットレスとマットレスの間に溜まった熱と湿気を都度除いて、カビが生えないように手入れをしないといけないようだ。具体的にはトッパーマットレスを壁に立てかけるなり、なんらかの方法でマットレスから浮かせるなりして乾かす。毎日この手間が発生するのは嫌だな。

ジェルトロンのような網目状のものなら手入れをしなくて良いかと思ったが、採用を見送った。ジェルトロンの下に高通気フォーム(写真を見る限り横への高通気)があって、他のトッパーマットレスと同じようにマットレスとの間に溜まった熱と湿気の問題が残りそうだったからだ。ただ、他のトッパーマットレスと違ってジェルトロン部分は9年使ってもへたりが少ないようだ。ジェルトロン部分だけ(にすると耐久の問題か)使いたかった。でも税別で62,800円、高い!(ジェルトロン枕の口コミだが、ジェルトロン部分だけだと熱が逃げて特に冬に寒いみたいだ。それで体動温度調節パッドも売っているんだね。P-3用4,000円)

長年使えるというのは重要だ。定期的に買い替えるのは清潔であるのがメリットだが、家電と違って、壊れたから買い替えようみたいなわかりやすいサインがあるわけじゃないのが困る。今回みたいに徐々に睡眠に悩まされて、それに気づいて、体調が傾いてしまった中での買い替えみたいなのになるのはよろしくない。2年使ったら買い替えるみたいに定期的に買い替えればいいじゃないというのもあるけど、実際その時になったときを考えると、使えるのに捨てるのはもったいないよなと思って捨てないだろう。すると結局前述。とは言っても、この問題を避けつつ長年使えないがコスパの良いものを使いたい場合は、結局買い替えのタイミングを予め決めておくしかない。コスパの良いものがあったらだけど。

話を戻して、マットレスの通気性は、スプリング部分はあるようだが詰物部分にはない。この詰物部分とトッパーマットレスとの間でカビが生えやすくなるのだろう。だから詰物のないマットレス(スプリング部分のみ)が安く売っていれば、上にジェルトロンを載せても手入れが必要ないのではないか。いやジェルトロンでなくてもいいのだが、ジェルトロンの感触を味わいたいことと長年使えることでコスパが良いと判断した。ジェルトロンを仮に10年使ったとして

62,800円+4,000円=66,800円(税別)
66,800円×1.1=73,480円(税込)
73,480円+詰物のないマットレスの購入費10,000円(仮)=83,480円
83,480円÷10年=8,348円

重量21kg(仮)のごみ処理料を660円(税込)とする。
送料(東京インテリアの場合、平日)を1,000円とする。
マットレスを買い替えるたびに発生する経費は、ごみ処理料660円+送料1,000円=1,660円

ジェルトロンを買った場合と比較したときのマットレスの値段
4年毎にマットレスを買い替える場合のマットレスの値段 8,348円×4年-経費1,660円=31,732円(税込)
3年毎にマットレスを買い替える場合のマットレスの値段 8,348円×3年-経費1,660円=23,384円(税込)

東京インテリアのポケットコイルマットレス(並行配列)(マットレス4)は、税込みで20,000円だった、安い!
寝心地の良かったマットレス3は東京インテリアで買ったそう。後継品も寝心地良いだろうと期待してマットレスは東京インテリアから選んだ。

20,000円(税込)+経費1,660円=21,660円

ジェルトロンを10年使った場合、マットレス4の更新頻度は、21,660円÷毎年8,348円=2.59年
ジェルトロンを15年使った場合、マットレス4の更新頻度は、21,660円÷毎年8,348円×1.5=3.89年

マットレスは買い替えたほうがコスパが良さそうだ。4年毎に約2万円、月にすると一人当たり463円、これなら買い替えのときに気持ちが重くなりにくいだろう。目に見えない程度のカビなら買い替えで対処できちゃうし衛生的。

ただ大変なのは、4年毎にでかくて重たいマットレスをごみ処理処分場に運ぶ手間だ。その手間を省くのに、東京インテリアでやっている不要家具引き取り(5,000円)を使うなら
20,000円+経費1,660円-ごみ処理料660円+引き取り5,000円=26,000円
ジェルトロンを15年使った場合、マットレス4の更新頻度は、26,000円÷毎年8,348円×1.5=4.67年
家具引き取りを使わないときの更新頻度(約3.89年)であれば、月にすると‭約557円、463円との差は94円。月にすると額が小さくて感覚が掴めなかった。ごみ処理処分場に運べば、引き取り5,000円-ごみ処理料660円=4,340円貰えるよ、というほうが単純でわかりやすい。

マットレスを処分するのではなく、リサイクルや不用品として売れるのであれば、そちらの方向で検討したほうがエコでいい。買い替えのタイミングも6年使用していてまだ寝心地の良いマットレス3のことを考えると、後継品のマットレス4もだいたい7年くらいは最低でも使えるであろう。そうすればごみの量も減らせる。(どこまで使い続けるかというのは、徐々に眠れなくなってきてという前述の問題を孕んでいて難しい)

マットレスの結論

マットレス4を買う(東京インテリアでクーポンやセールがあるかな)
お店で買えば送料1,000円が浮く
古いマットレスは不用品として売る(処分する場合、ごみ処理場に運べば4,340円が浮く)
マットレス4は7年(要検討)過ぎたら買い替える

東京インテリアPayPayモール店で買うとTポイントが貯まるようだが、マットレス4は売っていなかった。

そういえば、楽天の期間限定ポイントが今月末で失効する。5,896ポイントもある。ふるさと納税は購入予定のものがないので利用できない。大量にポイント消化できそうなところが見つからない。マットレスに使いたい。

ベッドフレームはすのこ状で決まり

3つあるベッドフレームの内、1つはマットレスを敷く面が板状になっている。すのこ状でないと湿気や熱が逃げにくいからカビが生えやすくなる(要出典)。ここで楽天の期間限定ポイントが使えるか!早速チェックした。

ごひいきの東京インテリアのベッドフレームを調べる。(すのこ状かわからないが)最安値は16,800円(税込)+送料1,000円=17,800円だ。

楽天市場のベッドフレームを調べる。(すのこ状で)最安値は送料込6,980円のベッドフレームだった。スチール製。同じ値段で木製のベッドフレームもあったが、すのことマットレスが接している面積ができるだけ小さいほうが熱や湿気が溜まりにくいだろうと思って選んだ。スチール製だと窓枠のように結露が発生しやすいのかと気になったが、心配しなくていいだろう。手元にあるベッドフレームで、すのこの部分が金属製のものがあるが、今のところ問題は見つかっていないからだ。これに決まりかけたところで、マットレス下(ベッドフレーム下)の高さが17㎝ということに気づく。もっと高いほうがいいな。現状の寝室はモノが多く空気が動きにくい。マットレス下の空間があまりないと、湿った空気が動かないで留まってしまうのではと恐れた。今ある金属すのこのベッドフレームを測ると25㎝くらいある。もう1つのは30㎝くらいだ。スカスカのすのこ状でマットレス下が25㎝前後のものを探す。送料込7,825円のベッドフレーム(ベッドフレームA)が見つかった。すのこ状ではなくメッシュ状なのでスカスカ具合は若干劣るが木製すのこよりはスカスカだから良しとする。マットレス下は約27㎝で空間の確保も充分だ。マットレスを載せるサイズは97.5×207弱cm、対してマットレス4のサイズは97x195(㎝?)、サイズの問題もなさそうだ。気がつく限り問題はなさそうなのでこれを買うことにする。楽天市場はキャンペーンが豊富だから日をみて買うことにしよう。

ベッドフレームを調べていて、ロフトベッドのサイトも見た。ベッドの下にウォークインクローゼットのように服をしまえれば、収納スペースを気にすることが減るだろうと思った。でも結論から言うとそれは間違いだった。今最も優先することは睡眠の質の向上だからだ。ロフトベッドに分厚いマットレスを載せることは相当に危険だ。まず重量21kg(仮)のマットレスを頭の上に移動させなければならない。加えて耐荷重の問題だ。
ただ、個人的にこのロフトベッドは検討した。高さがあまりなく、上り下りも比較的安全で通気性のあるメッシュ状のベッドフレームだったからだ。マットレスを載せる作業も他と比べれば比較的安全だ。残る問題は耐荷重。耐荷重は90kgだった。マットレスを21kgとすると耐荷重の残りは69kg。ベッドパットやシーツ、掛布団、枕、あと人間一人が乗るとなると余裕がほとんどない。うっかりベッドにダイブしようものなら底が抜けかねない余裕のなさだ。これは敷布団で寝るものだと言われればそれまでだが、私はマットレスを使いたかったのだ。敷布団で柔らかく寝られるか調べたが、敷布団の詰物を厚くする(干す手入れが必要)か、敷布団の下にマットレスを敷く(敷布団とマットレスの間に熱と湿気が溜まるという、前述のトッパーマットレスのときと同じ問題が発生する)か、マットレス様の敷布団にする(薄いため底付き感があるとのこと)方法以外は見つからなかった。よってロフトベッド案は取りやめた。

楽天の期間限定ポイントとベッドフレームの結論

楽天の期間限定ポイントを使って、ベッドフレームAを買う(楽天市場でキャンペーンの日を狙う)
古いベッドフレームは不用品として売る(引き取りはないので処分するときは処理場に持ち込む)

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