上場インデックスファンド新興国債券(1566)を売却しました。

前にこんな記事を書きました。

上場インデックスファンド新興国債券1566を全力買いして、ポートフォリオのほぼ100%を占めるようになりました。分配金が6%あるので楽しみです。
https://syoming.blogspot.com/2018/07/15661006.html


以前の保有銘柄は、上場インデックスファンド新興国債券(1566)のみでした。分配金が年6%あるのが魅力的で、当時価格が下がっていたので値上がり益も期待していました。


ETFの売却

ところが、現在の上場インデックスファンド新興国債券(1566)も、安い値段がついたままです。目論見が外れました。

長期保有しようか考えましたが、諦めて売却することにしました。上場インデックスファンド新興国債券(1566)はETFなので、以下の保有コストがかかります。この保有コストを負担しているというのは、あまり気持ちのよいものではありませんでした。もう少し安ければ保有を続けていたと思います。競争により保有コストが下がってほしいところですが、新興国債券というマイナーな分野で、それは期待できそうにありません。

信託報酬:0.378%
投資対象の経費:0.108%
その他の経費:0.1%以内

実質的な保有コスト:0.486%~0.586%

良いところも挙げますと、使われている指数が好きです。国ごとに10%以上投資しないようになっているところと、シンプルに現地通貨建てのところが気に入っています。

運用先

さて、上場インデックスファンド新興国債券(1566)売却代金の新たな運用先ですが、保有コストがかからず気長に保有を続けるには、やはり現物株式かなと思うようになりました。ただ、現物株式で保有するには銘柄を分散させる必要があります。私は素人ですので銘柄をたくさん分散させたいところですが、そうすると郵送物も大量に届くようになります。郵送物をそのままにできませんから処理するわけですが、これが煩わしいと感じます。これらの郵送物が完全電子化されるとそういった手間が省けるので、日本の各株式会社は是非とも電子化を導入してほしいところです。

また、投資信託にも興味があります。投資信託で分配金の出さないものは、構成銘柄から得られた配当金を再投資するようで、そのときに再投資される配当金は国内課税をされていないようです。現在TOPIXの利回りが2%ですから、現物株式運用した場合に運用額に占める税コストは

2%×20.315%=0.4063%

になります。これが分配金再投資の投資信託では解約するまで課税が繰り延べされることから、解約せずに何年も保有すると複利でプラスになります。また、投資信託での運用は税金だけでなく、社会保障上も有利です。現物株式は配当金が出ますが、分配金を出さない投資信託は含み益こそありますが名目の収入はゼロになるからです。こうしたことから、資産運用として投資信託を用いることは理にかなった方法のように感じます。

私は今のところ現物株式がメインですが、投資信託にも少しずつ投資していこうと思っています。

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