資産配分の公開 2019年2月15日

前にこんな記事を書きました。
上場インデックスファンド新興国債券(1566)を売却しました。 https://syoming.blogspot.com/2019/02/1566.html

売却で資金が戻ってきたので、日本株式を買いました。私は企業分析の素人ですので、銘柄を分散して買っています。その配分が次のグラフです。

商社株は魅力的

まず目を引くのが商社株です。三菱商事16.8%、伊藤忠商事10.7%、住友商事8.6%、三井物産2.8%と商社株で38.9%も占めています。商社株はPERが低かったことと、配当利回りが高かったことで、長期で保有するのにあたりとても魅力的にみえました。(ただし、商社株のこれらの特徴は昔からあるようです。)そして次の文章が、商社株の魅力を更に引き上げました。

商社は、自らの知見を活かして一般の投資家では手掛けることのできないビジネスに積極的に投資し、利益成長と配当を通じて投資家に還元してくれます。とても優秀な投資エージェントです。

商社株を優良な投資信託として見れば、長く保有するにはもってこいの銘柄だと私は考えています。

引用:それでも私が「万年割安」な商社株を推奨するシンプルな理由=栫井駿介
https://www.mag2.com/p/money/14376/2

買いすぎた商社株

気づいたときには全体の38.9%も商社株に投資していました。全体に占める商社株の割合が多いと、商社の業態自体がつまづくようなことがあれば、その影響を大きく受けるようになります。それは怖いので、しばらく商社株を買うのは控えるつもりです。この関係で、商社株の中で最後に購入していた三井物産だけ割合が少なくなっています。

三菱商事の事業がうまくいかない恐れを考えると、本当は商社株同士で保有割合をもっとならしたいところです。しかし、売買を重ねると証券会社の取引手数料や市場のスプレッド分のコストがかかりますので、我慢しなければなりません。この売買コストはリターンを確実に毀損するので、できる限り避けたいところです。

将来的に三井物産を買い増したい

三井物産を買い増すか検討しましたが、調べると三井物産は配当重視で、自己株買いには消極的なようです。投資で資産運用をするときに、配当再投資では配当に課税される分リターンが落ちてしまいますが、自己株買いでは配当課税がない分だけ税負担が少なくなります。そのため特に長期で投資する際は、適度な自己株買いがあったほうが好ましいと考えています。

結果論ではありますが、現状保有している商社株の中で三井物産の割合が低いことに、素人なりの説得力を持たせました。頻繁な売買を避けるためにも、自分の売買に説得力をもたせることは大切なことです。

将来的に商社株以外の資産が育ち、全体に占める商社株の割合が少なくなってきましたら、そのときは三井物産を買い増していきたいと思います。

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