昨日の金融トピックス

 🌍 国際ニュース(金融関連)

1. 米中対立再燃:対中ソフトウェア輸出規制検討

トランプ政権が、中国のレアアース規制への報復として「米国製ソフトウェアを使用した製品の対中輸出制限」を検討。

ノートPCからジェットエンジンまで幅広い製品が対象となる可能性があり、世界のサプライチェーンに大きな影響。

投資家心理が悪化し、NYダウは334ドル安、ナスダックも大幅下落。

2. 米国株式市場:ハイテク株主導で反発

一時下落した米株は、テスラなどハイテク株の買い戻しで反発。

ただし、ロシア石油企業への制裁で原油価格が急騰 → インフレ懸念から米国債は売られた。

S&P500は最高値に接近、ドル円は一時152円80銭まで円安。

3. 為替市場:ドル円152円台半ばで推移

米国のインフレ指標(CPI)発表を控え、ドル円は151〜152.5円のレンジで膠着。

ユーロ圏の金融リスクがユーロ安要因となり、ドル円の下支えに。

市場は「短期的な材料待ち」の様相。


🇯🇵 日本ニュース(金融関連)

1. 日銀10月会合:9割が政策維持を予想

高市政権発足後初の会合を前に、エコノミストの9割が「10月は利上げ見送り」と予想。

ただし12月会合での利上げ予想は5割に急上昇。

政府との関係や米国の関税政策の影響を見極める姿勢。

2. 日銀金融システムレポート:安定性を維持

金融仲介活動は円滑で「大きな不均衡は見られない」と評価。

日本の金融機関は十分な資本基盤を持ち、リーマン級のストレスにも耐え得ると分析。

ただし、地政学リスクや国際市場の不確実性には引き続き注意が必要。

3. 東京市場:日経平均一時900円超安

米中対立再燃と米企業決算の失望で、日経平均は朝方に一時900円超下落。

ドル円は152円台で円安が進行。

投資家心理は短期的に不安定化。

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